京都・東寺エリアに、藍甕ひとつ、身ひとつの染め場を持つ染師・青乃助藤妄の個展「青鬼の息づかい」の開催が決定しました。
藍と会話をするように、思いやり、寄り添いながら染められた作品は、まるで青い血が通っているかのように美しいものばかり。今回の個展は、藍作品の展示販売とともに、藍と藤妄さんの内から生まれた「妖怪」に出会える場にもなります。

初日となる3月20日には「妖怪のライブパフォーマンス(予約制/2/22チケット発売)」も行いますので、ぜひお楽しみに。
会期は3月20日(木・祝)〜30日(日)。見えないものが存在することを見える形で表現する、青乃助藤妄のいまをぜひ体感しにいらしてください。

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青鬼の息づかい
会期:3月20日(木・祝)〜30日(日)
13:00 – 20:00 (土・日曜は13:00 – 23:00)/定休日は月曜
入場:無料(ワンドリンク制)
*初日のライブパフォーマンスは別途チケット代をいただきます
【チケット購入方法】
チケットは《Peatix》の以下のURLにて、2月22日(土)正午12:00より発売。
https://awonosuke-fujimou-sibasi.peatix.com
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✍️「青鬼の息づかい」でお楽しみいただける3つのことは、このあとにまとめています✍️
1. 藍作品の展示販売
期間中は、しばしの1階と2階に藤妄さんの藍作品を展示し、この特別な空間で喫茶とばーをお楽しみいただけます。もちろん、作品の購入も可能。藍染めの布や手ぬぐいをはじめ、妖怪のポスターやポストカードなども販売する予定です。
*喫茶・ばーをお楽しみいただけるのは、1階のみとなります
2. 妖怪のライブパフォーマンス
個展の初日には、藤妄さんの長年のご友人でもある音楽ユニット「おいしいライフ」のロビン・オウィングスさんと、なかにしふうたさんを迎えて、ライブパフォーマンスを行います。
「おいしいライフ」が制作した音源とお二人の生演奏、そこに妖怪となった藤妄さん……。一体、どんなパフォーマンスとなるのでしょうか。チケットは2月22日(土)正午発売です。
3. 「再生衣服」と「染め直し」の受け付け
藤妄さんの活動の中心でもある「再生衣服」のオーダーと染め直しを枚数限定で受け付けます。
「再生衣服」とは、汚れやシミがついてしまったお気に入りの服や、なんだかしっくりこなくなってしまった服などを藍で染め直して再生する、リペアの方法です。
再生可能な衣服の素材や再生できないものについては、藤妄さんのInstagramよりご確認ください。
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青乃助藤妄
2017年 徳島藍住町 本藍染・矢野藍秀氏に師事。江戸時代から続く天然灰汁醗酵建ての技術を守り藍が身近な暮らしにもどる日を望み活動。
京都・東寺エリアに藍甕ひとつ身ひとつの染羽め場を持ち、衣服を染め直す「衣服再生」を主に、暖簾製作や自身の作品つくりに日々努める。2024年より藍と藤妄から生まれた「妖怪」をスタート。